大学入試「情報I」完全ガイド!共通テストの配点から対策まで徹底解説

「2025年から情報科目が大学入試に追加されたって本当?」

「情報Iの受験対策は、どうすればいいの?」

「プログラミング教室に通うのって対策になる?」

今回はこんなお悩みを解決します。

この記事で解決できること

大学入試の新科目「情報I」は、2025年1月の共通テストから新たな科目として追加されます。特に国立大学では9割以上が情報Iを必須科目としており、無視できない存在となっています。

とはいえ、「情報Iってどんな内容が出題されるの?」「重点的に学ぶべき内容は何?」など、気になることも多いはず。

そこで今回は、情報Iの出題内容から効果的な対策法まで、わかりやすく解説していきます。早めの準備で、お子さんの受験をサポートしていきましょう!

2025年1月の大学入試から「情報I」が追加される

2025年1月の大学入試から「情報I」が新しく追加され、共通テストは現在の6教科から7教科体制へと大きく変わりました。

情報Iの試験の概要を簡単にまとめると、以下の通りです。

出題の概要

高校では2022年度から情報Iが必修化されており、それに伴って2025年1月から共通テストでも情報Iが試験科目に追加されたんですね。

これにより、共通テストの満点も従来の900点から1,000点に変更になりました。

国立大学では情報Iは必須科目に

「情報Iは必ず受験しなければならないの?」と疑問に思う方も多いと思います。

結論から言うと、「情報I」は特に国立大学を目指すお子さんにとって、避けて通れない重要な科目となります。

というのも、国立大学の91.5%が必須科目として採用する予定だからです。

公立大学では、必須科目として43.6%、選択科目として42.6%の大学が採用予定です。

さらに私立大学でも、大学入学共通テストの選択科目の一つとして扱われます。受験する3〜4科目のうちの1科目として、20〜40%の配点が予定されています。

このように、「情報I」は特に国公立大学志望者にとって、数学や英語と同じように重要な必須科目として位置づけられているんです。

なお、年度によって受験要項は変更になります。必ず志望校の受験要項を確認してくださいね。

情報Iが共通テストで出題される理由

現在、Society 5.0と呼ばれる新しい時代に向けて、AIやIoTなど最新のデジタル技術が私たちの暮らしに急速に広がってきています。

例えば、私たちが普段使っているスマートフォンでのQRコード決済や、ネット検索した際にAIの要約機能が追加されるなど、普段の生活の中でもデジタル技術の進歩を感じる場面はたくさんあります。

そんな社会でお子さんが活躍していくためには、必要とされる力も大きく変化してきているんですね。

出典:内閣府 Society 5.0

Society 5.0を生きていくためには、具体的に以下の4つの力が特に重要になってきています。

4つの重要な力

このため、小学校からプログラミング教育が必修化され、高校でも情報Iを学び、共通テストで評価されるようになりました。さらには、大学でこれらの力を伸ばしていくことが求められているんですね。

ポイント

情報Iは、お子さんの未来を支える重要な科目として、大学入試でも評価されることになりました

なお小学校で学ぶプログラミング教育については、こちらの記事で詳しく解説しています!気になる方はぜひ、ご覧ください。

【保護者の方必見】小学生のプログラミング教育の内容と家庭学習サポートのコツ

そもそも情報Iではどんなことを学ぶ?

情報Iの授業では、情報に関する科学的な見方・考え方を養うことや、情報と情報技術を適切かつ効果的に活用して問題を解決する力を身につけることなどを目的としています。

具体的には、プログラミングや、モデル化とシミュレーション、ネットワーク、データベースの基礎などを学びます。

例えば、コンピュータに指示を出す方法や、たくさんの情報を整理して必要な情報を取り出す方法を身につけていきます。

さらに、インターネットを安全に使うために重要な、情報セキュリティについてもしっかり学習していくんですね。

ポイント

情報Iでは、変化の激しいデジタル社会で活躍するための総合的な力を身につけていきます

情報Iで学ぶ4つの分野

情報Iでは主に4つの分野を学習します。

情報I で学ぶ4つの分野

  1. 情報社会の問題解決

  2. コミュニケーションと情報デザイン

  3. コンピュータとプログラミング

  4. 情報通信ネットワークとデータの活用

「情報社会の問題解決」では、情報やメディアの特徴を理解し、それらを使って身の回りの問題を見つけ出し、解決する方法を学びます。例えば、SNSの使い方を考えたり、データを使って地域の課題を解決したりといった、実践的な学習を行います。

「コミュニケーションと情報デザイン」では、情報を効果的に伝える方法を学びます。例えば、Webページ作成を通じて、「文字の大きさや色の使い方」「図や表の効果的な配置」といった、情報デザインの基本を身につけます。

「コンピュータとプログラミング」では、コンピュータの基本的な仕組みを理解し、プログラミングを通じて、「こういう場合は、こうする」といった手順(アルゴリズム)の考え方を身につけます。また、実際の問題をコンピュータで解決できる形に置き換えて(モデル化)、シミュレーションを行う方法も学びます。

「情報通信ネットワークとデータの活用」では、インターネットや情報システムを安全に活用する方法と、データの上手な使い方を学びます。具体的には、ネットワークの仕組みを理解し、安全に利用する方法データの集め方、整理の仕方、分析の方法などが挙げられます。

参考:文部科学省 高等学校情報科「情報Ⅰ」教員研修用教材(本編)

ポイント

情報Iの4つの分野をまんべんなく学ぶことで、お子さんがデジタル社会で活躍するための総合的な力を身につけられます

共通テストにおける情報Iの出題内容

試作問題によると、情報Iは4つの大問で構成されています。

情報Iの問題構成

第1問では、4つの分野からまんべんなく出題されます。基本的な知識を確認する問題が多いですが、知識を活用する問題も出題されます。

第2問では、「情報社会の問題解決」「コミュニケーションと情報デザイン」「コンピュータとプログラミング」を踏まえた、独立した2つの問題が出題されます。初めて見るような場面でも、知識を使って解答する力が試される傾向があります。

第3問では、プログラミングに関する問題が出題されます。プログラミングの問題には、オリジナルの言語である共通テスト手順記述標準言語 (DNCL)が使用されます。

第4問は、データの分析に関する問題です。グラフや表から必要な情報を読み取り、考察する力が問われます。

全体的に文章量が多く、図表もたくさん使われているため、時間配分には注意が必要です。

ポイント

情報Iではプログラミングやデータ分析など、実践的な問題も多く出題されるため、単なる知識だけでなく、それらを応用する力も必要となります

「コンピューターとプログラミング」分野の配点が高い

出典:独立行政法人 大学入試センター 試作問題及び試作問題の概要等を参考に筆者が作成

「4つの分野のうち特にどれを勉強するべきなの?」という声にお答えします。

結論から言うと、コンピュータとプログラミングの分野が重要です。

コンピュータとプログラミングの分野は、試験全体の100点中46点を占めるからです。

コンピューターとプログラミングの分野では、ハードウェアとソフトウェア、論理回路、アルゴリズム、変数、演算などが出題されます。

プログラミングは知識だけでなく論理的思考力も求められるため、実践的な学習が重要です。

情報Iの対策はどうするべき?

「情報Iの対策、どうすればいいの?」という保護者の方の不安にお答えします。

情報Iの対策には以下の3つのポイントがあります。

対策のポイント

  1. 基礎をしっかり身につける

  2. 読み解く力を身につける

  3. 論理的に解く練習をする

これらの力を総合的に身につけていくとよいでしょう。では、それぞれのポイントについて、具体的な対策方法を詳しく見ていきます。

基礎をしっかり身につける

共通テストの出題範囲は、教科書に準拠しています。

このため、まず対策の基本となるのは、教科書の内容をしっかり理解することです。

これができれば、試験対策の土台ができあがるんですね。

しかし、教科書を読むだけでは実践力が身につきにくいのも事実です。

そこで大切になってくるのが、学校の定期テストの復習や、問題集による演習です。

ただし、プログラミングのような実践的な分野は、教科書や問題集だけでは十分な理解が難しい場合もあります

特に「なぜそうなるの?」「どうしてこの方法を使うの?」といった疑問が生まれたときに、すぐに質問できる環境があると安心ですよね。

ポイント

基礎固めは大切ですが、必要に応じてプログラミング教室などの学校外でのサポートを検討するのも一つの選択肢です

読み解く力を身につける

実は「情報I」の試験、かなりのボリュームがあるんですね。

2025年の試験問題はなんと32ページもありました。

しかも、問題文の中にはグラフや図表がたくさん含まれていて、入試ではよく登場する太郎さんと花子さんの会話文なども登場します。

このような複雑な問題文を素早く読み解く力は、普段から意識して練習しないとなかなか身につきません。

ポイント

普段から長文やグラフを読む習慣をつけたり、データの読み方を学べる環境を整えたりすることで、確実に力がついていきます

論理的に解く練習をする

情報Iは、暗記だけでは対応することが難しい教科です。

「情報I」の試験では、単なる知識の暗記以上に、論理的な思考力が重要だからです。

特に求められるのが「プログラムを読み解く力」と「課題解決のための手順を組み立てる力」の2つです。

このような論理的思考力は、実際に手を動かしながら「なぜそうなるの?」を考える機会が必要なため、日々の勉強だけでは身につきにくい場合があります。

プログラミング教室などでは、実際にプログラミングをしていくため、実践を通じて論理的思考力を育てることができます

ポイント

お子さんが楽しみながら、自然と論理的な考え方を身につけられる環境を整えてあげるのも、情報Iの対策となります

情報Iは簡単?来年度以降はどうなる?

2025年の情報Iの平均点は69点であり、他の教科と比較しても高い傾向にありました。

これは、情報Iの問題が試作問題よりも難易度が低かったこと試作問題より出題テーマが身近なものになったことが理由として考えられています。

しかし、情報Iが来年以降も簡単であるとは言えません

というのも、今年度はプログラミング必修化を受けていない生徒がいたこともあり、大学入試を作成する側もそれほど高いレベルを要求してこなかったことが考えられるからです。

また、難易度が高いとされる関数、While構⽂、多次元配列なども今年は出題されませんでした

しかしながら、これらについても大学入試センターの説明資料には出題し得ると掲載されています。

このため、来年度以降は難易度が高くなる可能性もあります。

学校の授業だけで情報Iの対策はできる?

出典:スタディプラス株式会社の調査をもとに筆者が作成

「情報Iの対策は大変そうだし、学校の授業だけで大丈夫かしら?」と思う方も多いかもしれません。

実はスタディプラス株式会社の調査によると、約68%の生徒が情報Iを「難しい」と感じていることがわかっています。

特に気になるのが「プログラミング」分野を難しいと感じる生徒が多いこと。

約73%の生徒が「プログラミングを難しい」と感じており、約47%の生徒が「アルゴリズム理解が難しい」と回答しています。

プログラミングは一度つまずいてしまうと、そこから先に進むのが大変になってしまいます。

しかし、早めに対策を始めて、分からないところを丁寧に教えてもらえる環境があれば、むしろ得点源になる可能性もあります

ポイント

このような状況を考えると、学校の授業だけでなく、プログラミング教室などの専門的なサポートを検討してみるのも賢明な選択かもしれません

早期の対策がおすすめ!プログラミング教室に通うメリット

情報Iの対策は早めに始めることをおすすめします。特にプログラミング分野は、1回や2回の体験では身につきにくい力が必要なんです。

プログラミング教室が情報Iの対策として有効な理由を、以下の2つのポイントからご紹介します。

プログラミング教室に通うメリット

小学生のお子さんがプログラミング教室に通うメリットについては、こちらでも詳しく解説しています!

小学生がプログラミングを学ぶ5つのメリットを紹介!保護者が注意すべき点についても解説します  

「情報I」で試される実践力が身につく

情報Iの試験では、日本語も混ざっているプログラミング言語(共通テスト手順記述標準言語 :DNCL )が使われます。

これによって、初めて見る問題でも、プログラミングの基本ルールを理解していれば解けるような形式になっています。

裏を返すと、暗記では対応できない試験となっているんですね。

このため、情報Iで必要な実践的な力を身につけるには、実際にプログラミングを体験することが何より大切プログラミング教室では、実践的なコード作成を繰り返し経験できます

例えば、当教室のプレミドルコースでは、スモールステップでの「記述・確認・解説」を最も大切にしています。

生徒さん⾃身がプログラムを記述し、実⾏・確認を⾏い、エラーコードを読みながら問題解決を模索し、テキストで一連の作業の解説を丁寧に⾏いますよ。

ポイント

プログラミング教室では、実際にコードを書く機会が豊富にあるため、この「試験で必要な実践力」が自然と身についていきます。

論理的思考や問題解決能力が育まれる

プログラミングでは、論理的思考や問題解決能力といった「考える力」を育てることができます。

この力は、情報Iだけでなく他教科でも役立つ力となるでしょう。

というのも、プログラミングでは、コンピュータに「何をどんな順番でやってほしいか」を、きちんと指示する必要があります。

例えば、「朝の支度」をプログラミングで表現すると…「目覚まし時計が鳴ったら→起きる→顔を洗う→制服に着替える」というように、日常の行動を細かく分解して考えるんです。

これにより、論理的思考が自然と身につきます

また、プログラミングでは、思い通りの動きにならないことがたくさんあります。

「どうしてうまくいかないんだろう?」「じゃあ、こうしてみよう!」という試行錯誤の過程で、問題を解決する力が自然と育まれていくのです。

ポイント

プログラミング教室では、楽しみながら将来必ず役立つ力を身につけることができますよ

「情報I」対策にも「KID’sプログラミングラボ 秋葉原教室」がおすすめ

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KID'sプログラミングラボ秋葉原教室では、秋葉原教室では「情報I」の重要分野である「コンピューターとプログラミング」(ハードウェア、ソフトウェア、論理回路、アルゴリズムなど)をしっかり学ぶことができます!

また、情報Iにおいても重要な概念を、ゲーム作成を通して「楽しく身につける」ことができますよ。

オンラインレッスンにも対応しているので、通学が難しい方でも安心です。

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