小学生から大人まで大人気のゲームプログラミング。今回は初心者さんでも分かりやすいように、ゲームプログラミングの始め方からおすすめ教材まで詳しく解説しました。プログラミングを学んで、自分のゲームを作ってみましょう。

ゲームプログラミングとは、文字通りゲームを動かすためのプログラムを書くことです。キャラクターの動きからエフェクトまで、コードを書いて制作していきます。
ゲームプログラミングを通して、論理的思考力や想像力を養うことができるだけでなく、ゲームクリエイターなど将来の職業にも活かすことができます。
今人気のゲームプログラミングについて、初心者でも取り組みやすいプログラミング言語や教材、学習の進め方などについてまとめました。ゲームプログラミングを始めるか悩んでいる方も、この記事を参考に挑戦してみましょう。

Pythonは、世界中で最も人気の高いプログラミング言語です。シンプルでわかりやすい文法と、ゲーム制作やWeb開発、データ分析といった幅広い活用分野が注目されています。
Pythonでゲームプログラミングをするなら、「Pygame」というライブラリがおすすめです。Pygameであれば、初心者の方でも2Dゲームを簡単に作ることができます。画面にキャラクターを表示したり、キーボード入力に反応させたりといった処理を、数行のコードで書くことができます。
また、Pythonは日本語の教材や解説サイトが非常に充実しており、学習のサポートを得やすいことも特徴です。さらに、ゲーム制作を通して身につけたPythonの知識は、将来的にAIやビジネスアプリケーションなど他の分野にも応用できます。Pythonを学んで、ゲーム制作だけでなく、将来のキャリアにも直結するスキルを育みましょう。
JavaScriptはWebブラウザで動作するプログラミング言語のため、ブラウザゲーム制作におすすめです。ブラウザゲームであれば、作ったゲームのURLを共有するだけで、全世界の人にすぐに遊んでもらえます。
HTMLやCSSと組み合わせれば、見た目のデザインを工夫したり、音楽やアニメーションを追加することも可能です。クリックで遊ぶゲームやパズルといったシンプルなゲームなら、初心者の方でも短時間で形にできます。
さらに、「Three.js」といったライブラリを利用すれば、2Dゲームだけでなく3Dゲームをブラウザ上で動かすことができます。手軽に始めることができ、作ったゲームの共有がしやすいJavaScriptは、最初のゲームプログラミング言語として非常におすすめです。

Scratch(スクラッチ)は、世界中の子どもから大人まで幅広い層に人気のプログラミング教材です。プログラミングのコードを書かずに、「もし~なら」「ずっと繰り返す」といった日本語の命令ブロックを組み合わせるだけでゲームを制作できます。
Scratch(スクラッチ)であれば、初心者でもプログラミングを楽しく、視覚的に学習できます。さらに、キャラクターがジャンプしたり、得点を競うシンプルなゲームだけでなく、RPGやシューティングといった高度なゲームまで制作可能です。
Scratch(スクラッチ)にはオンラインのコミュニティがあり、世界中のユーザーが自分の作品を公開できます。他の人が作ったゲームを参考にしたり、自分の作品を公開してフィードバックをもらったりすることも。「プログラミングの最初の一歩」としてゲーム制作を体験するなら、Scratch(スクラッチ)がおすすめです。
「Minecraft : Education Edition」は、世界的に人気のゲーム「Minecraft」が教育版に特化した教材です。ブロックを組み合わせてプログラムを書いたり、実際にPythonやJavaScriptなど本格的なコードを書いたりして、ゲーム内の世界を操作します。
自分で作ったプログラムを用いて、建物を建てたり、キャラクターを動かしたりできるため、遊びながらプログラミングを学ぶことができます。また、プログラミングだけでなく、ゲーム内の歴史的な建造物や鉱物、生き物などを通して、さまざまな科目を学ぶことも可能です。
「Minecraft : Education Edition」は世界中の教育機関で利用されており、授業やワークショップを通じて仲間と一緒に学習する機会が豊富にあります。楽しく遊びながら、幅広くプログラミングを学びたい方におすすめの教材です。
Minecraft : Education Editionの詳細はこちら
「Roblox Studio(ロブロックス スタジオ)」とは、幅広い世代に人気のゲーミングプラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」で使えるゲーム制作ツールです。無料で公開されているため、誰でも自由にゲームをつくることができます。
Luaという比較的シンプルな構文で書けるプログラミング言語を用いるため、初心者の方でも本格的なゲームを比較的簡単に制作できます。3Dゲームやシューティング、シミュレーションゲームなど、ジャンルを問わずゲーム制作に挑戦することが可能です。
「Roblox Studio(ロブロックス スタジオ)」では、作ったゲームに人気が出ると収益化まで可能になることも。世界中のゲームクリエイターが集まるコミュニティで刺激を受けながら、ゲームプログラミングを学習することができます。

ゲームプログラミングを始める前に、学習環境を整えることが必要です。パソコンやソフトウェアといった機材だけでなく、学習に集中できる環境も整えましょう。
パソコンは高性能である必要はありませんが、事前に教材が推奨している環境を確認しましょう。入門用であれば一般的なノートパソコンでも十分ですが、ゲームエンジン(UnityやGodotなど)を使う場合は最低限のスペックが必要です。
ゲームプログラミングを毎日取り組める環境を作り、継続的な学習を目指しましょう。プログラミング教室に通ったり、オンラインコミュニティを見つけたりすることが効果的です。
ゲームプログラミングを長く続けるためには、自分に合った教材を選ぶことが必要です。とくに初心者の方は、教材の「分かりやすさ」と「続けやすさ」を重視しましょう。たとえば、Scratch(スクラッチ)のように直感的に理解できる教材がおすすめです。
また、教材を選ぶ際は、「作りたいゲームに近いサンプルがあるか」もポイントです。自分がやりたいことと教材の内容が一致していると、学習意欲が高まり、効率的に学ぶことができます。最初から難しい教材に挑戦する必要はないので、基礎を固めつつ、ステップアップしていきましょう。
以下の記事で、プログラミング学習をいつから始めたらいいか・年齢ごとにお勧めの教材・学習環境の整え方などについて、詳しく解説しています。
プログラミング学習はいつから始めるべき?年齢別のメリットと失敗しないための3つのコツ

ゲームプログラミング学習の最初のステップとして、簡単なミニゲームを作ってみましょう。ゲームを完成させた達成感を味わいながら、少しずつできること・学んだことを増やしていくことが大切です。
具体的には、最初から大作を目指すと、プログラミングの難しさに圧倒されて挫折しやすいため、数時間から数日で作成できるミニゲームがおすすめです。ゲームを作る過程で、「キャラクターを表示する」「入力に反応させる」「得点を記録する」といった基本的な内容を学べます。また、小さな成功体験を積み重ねることで、「次は少し複雑なプログラムを書いてみよう」と自然にステップアップできます。
ゲームが完成したら、「なぜこのプログラムでこのように動くのか」を理解しましょう。単にプログラムを書いて動いたことに満足するのではなく、プログラムの仕組みをしっかりと考えることが重要です。
たとえば、「キャラクターが矢印キーで動く」プログラムの場合、矢印キーの入力を検知、キャラクターの座標が変化するという一連のコードの流れを理解することが必要です。このようにプログラミングの基礎の理解が深まると、自分で新しいアイデアを実現できるようになります。
また、もし思い通りに動かない場合でも、「どこでエラーが起きているか」を論理的に考えられるようになります。ゲーム制作は試行錯誤の連続であり、プログラムの仕組みを理解して改良する習慣をつけることで、応用力がどんどん鍛えられるようになっていきます。
ゲームプログラミングの知識がそろったら、ゲームの完成度を高めていきましょう。ゲームをより魅力的にするためには、音やエフェクトが欠かせません。キャラクターがジャンプしたときに音が鳴る、光のアニメーションが入るなど、小さな工夫がプレイヤーの満足度を大きく高めます。
音やエフェクトを追加するには、ゲームエンジンやライブラリが提供する機能がおすすめです。Pythonであれば「Pygame」、JavaScriptであれば「Phaser」などがあります。最初はシンプルな音や画像を入れることから始め、徐々に作品の完成度を高めていきましょう。

ゲームプログラミングのスキルを伸ばすには、自分で作ったゲームを公開し、第三者の意見を取り入れることが大切です。完成した作品を遊んでもらうことで、「ここの操作が分かりにくい」「ここをもっと工夫すれば楽しい」といった改善点が見えてきます。
また、作ったゲームを公開することで、自身の努力を形に残すことができ、モチベーションも高まります。公開する頻度を決めておくと、学習ペースを保つことができるため、ゲームプログラミングを続けやすくなることも。
近年は、ウェブブラウザ上でのゲーム公開も流行っています。自分に合った形でゲームを公開し、ゲームプログラミングの楽しさを増やしていきましょう。
他の人の作品を分析することで、学習効率の向上に繋がります。ゲームの仕組みやキャラクターの動きなど、他の人がどのように面白いゲームを作っているかを参考にし、自分の力にしていきましょう。
ScratchやRoblox、GitHubなどでは、他の人が公開したゲームを自由に触ったりソースコードを閲覧したりすることができます。とくに完成度の高い作品からは、「ゲームシステムが分かりやすい」「キャラクターの動きがプレイヤーを飽きさせない」など、多くのことを学べます。他人の作品をただ楽しむだけでなく、学びの視点で見ることが大切です。
スキルアップのもう一つの方法は、「プログラミングコンテストや検定に挑戦すること」です。たとえば、学生向けや初心者向けのゲームコンテストに応募すると、自分の作品を審査員に評価してもらえます。第三者のコメントは、自分では気づけなかった視点を提供してくれるでしょう。
また、プログラミングの検定や試験に挑戦することで、モチベーションを保つことができます。自分の実力を点数として客観的に見ることができ、学習の目標を立てることにも繋がります。成功体験を積み重ねて、自信をもってプログラミングを勉強していきましょう。

プログラミングを学んでいくと、必ずプログラムのエラーやバグに直面します。挫折しやすいポイントですが、エラーやバグを学びのチャンスと捉えることが大事です。
慌てずにエラーメッセージをよく読み、エラーコードを調べましょう。インターネットで検索すると、過去に同じエラーに直面した人が解決策を共有していることもあります。
また、プログラムを部分ごとに切り分けて、どこで問題が生じているのか調べることも重要です。なぜプログラムが思い通りに動かないのか原因を突き止め、一つずつ解決していくことで、エラーやバグを解決する力も身に付きます。
プログラミング学習を続けるために最も効果的なのは、小さな成功体験を積み重ねることです。複雑で規模の大きいゲームにいきなりチャレンジすると、途中で挫折する原因になってしまいます。
まずは、キャラクターを動かしたり効果音を付けたりといった、達成しやすい内容を目標にしましょう。成功を実感するたびに、「次はこれをやってみよう」と学習意欲が湧いてきます。また、完成した小さなプログラムを保存しておくことで、自分の成長を振り返る際の証拠にもなります。

将来ゲームプログラマーを目指すなら、まずはプログラミングの基礎をしっかりおさえることが欠かせません。プログラミングの基礎とは、プログラミング言語を使いこなせることに加えて、論理的思考力や問題解決能力、数学的な発想を含みます。
例えば、ゲーム内のキャラクターの動きを滑らかに表現するためには座標やベクトルの計算が、AIを導入するにはアルゴリズムの理解が必要です。また、プログラムのバグが発生したときには、論理的にバグの要因を分析する力が求められます。
プログラミングの基礎をかためるには、日々のプログラミング学習やゲーム作成の積み重ねが必要です。基礎を固めておくと、新しいプログラミング言語や技術に柔軟に対応できるため、長期的に活躍できるプログラマーになることができます。
ポートフォリオを作成することで、ゲームプログラマーとして就職やキャリアを目指すときに役立つことがあります。ポートフォリオとは、これまで自分が作ってきたゲーム作品や身につけたプログラミング技術をまとめたものです。
ポートフォリオはWebサイトやGitHubにまとめるのが一般的です。ポートフォリオを公開しておくことで、企業や他のゲーム開発者に見てもらうことができます。ゲームプログラマーを目指すなら、学んだことをゲームや作品として残し、ポートフォリオを充実させていきましょう。
最後に、将来ゲーム業界で活躍するためには、どんな人材が求められているかを理解しておくことが大切です。業界で評価される人材とは、高いプログラミング技術だけでなく、チームで協力する力や新しい技術を学び続ける意欲がある人のことです。
ゲーム開発は多くの人が関わる作業のため、他のメンバーとコミュニケーションを取り、協力し合う力が必要です。また、AIの導入など新しい技術がどんどん誕生するため、意欲的に知識や技術を取り入れる姿勢が求められます。
さらに、プレイヤー目線で考える力も重要です。高度な技術で制作されたゲームでも、プレイヤーに楽しんでもらえなければ、ゲームとして成立しません。日ごろから、どのような工夫があれば楽しんでもらえるかという観点でゲームを作成するように意識しましょう。
以下の記事で、ゲームクリエイターに関する知識や、小学生のうちからできる対策について詳しく解説しています。
ゲームクリエイターになるにはどうしたらいい?小学生のうちからできること5つを解説

ブロックを組み合わせて、ゲームやアニメーションを作るScratch(スクラッチ)。遊び感覚でプログラミングが学べるため、初心者の方におすすめの教材です。
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