「子どものプログラミング教育、どの言語から始めたらいいの?」
「初心者に向いている言語って何があるんだろう?」
「将来役立つプログラミング言語は何?」
今回はこんなお悩みを解決します。
この記事で解決できること
プログラミング言語は、実は1,000種類以上あるといわれています。
このため、プログラミングで何をしたいかによって最適なプログラミング言語は異なり、目的に合った言語を選ぶ必要があるんですね。
そうは言っても「たくさんの種類の中から子どもにあった言語を選ぶのは難しい…」と不安に思うかもしれません。
そこで今回は、初心者のお子さんにもおすすめなプログラミング言語を7つご紹介します!
小学生向けのビジュアル言語Scratchから、人気のあるPython、Webサイト制作に欠かせないHTML・CSSまで、それぞれの特徴や難易度をわかりやすく解説していきますよ!
この記事を読めば、お子さんに合ったプログラミング言語が選べるはずです。ぜひ最後までお読みください。

プログラミング言語は、コンピュータに命令を伝えるために設計された人工的な言語体系です。
私たち人間が日本語や英語でコミュニケーションをとるように、コンピュータと人間がコミュニケーションをとるための言葉がプログラミング言語である、と考えるとわかりやすいでしょう。
プログラミング言語を使って書かれた指示(プログラム)は、コンピュータが理解できる形式(機械語)に変換されることで、コンピュータは私たちの意図通りに動作します。
例えばスマートフォンのアプリやゲーム、ウェブサイトなど、私たちの身の回りのデジタル製品はすべてプログラミング言語によって作られています。
プログラミング言語は実は1,000種類以上も存在していますが、実際によく使われているのは20〜30種類程度です。
ここでは、代表的なプログラミング言語と、それぞれの言語で主にできることをご紹介します。
代表的なプログラミング言語
プログラミング言語 | 主にできること |
Python | ・Webアプリの開発 |
JavaScript | ・動的なWebページの開発 |
HTML・CSS | ・Webページのレイアウト |
Java | ・Androidアプリの開発 |
PHP | ・Webサイト開発 |
Ruby | ・Webサイトのバックエンドの開発 |
Swift | ・Apple製品向けアプリの開発 |
C# | ・Windowsアプリの開発 |
Kotlin | ・Androidアプリの開発 |
R | ・統計解析に特化 |
プログラミング言語は目的によって使い分けるツールのようなものです。
このため、お子さんがプログラミングでどんなものを作りたいかによって、最適な言語が変わってきます。
ポイント
まずは「プログラミングで何を作りたいか」を考えてみましょう
プログラミングで何ができるかについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
プログラミングでできること一覧!プログラミングが活かせる職業も紹介します


「プログラミング言語がたくさんあって選べない!」と思われるかもしれませんが、ご安心ください。
ここでは、お子さんに合ったプログラミング言語の選び方をご紹介します。
プログラミング言語の選び方
お子さんがプログラミングを通じて何を作りたいか、どんなことをしたいかによって、最適な言語は異なります。
目的別におすすめの言語
ゲームを作りたい→Python、C#、Unity
Webサイトを作りたい→HTML・CSS、JavaScript
アプリを開発したい→Swift、Kotlin
ロボットを動かしたい→Python、C言語
お子さんの興味や目標に合わせて言語を選ぶことで、モチベーションを維持しやすくなります。
ポイント
「自分の好きなゲームが作れる!」「自分だけのウェブサイトが作れる!」という目標があれば、難しい場面でも頑張れるでしょう

出典:TIOBEindex 2025年3月版より筆者作成
将来的な発展性を考えると、世界中で広く使われている言語を学ぶメリットは大きいです。
プログラミング言語の世界的な人気度を示すTIOBEindexによれば、2025年2月時点の1位はPythonであり、2位はC++でした。
Pythonは特に機械学習やAI(人工知能)の分野で絶大な人気を誇っています。AIは今後も進歩する分野であり、この観点からもPythonを学んでおくと将来の可能性が広がるといえるでしょう。
AIとプログラミングの関係性についてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
【保護者必見】プログラミングはAIに奪われない!これからの時代に必要な力とは

また、OS開発でも利用されるC言語や、C言語を機能拡張したC++も長年にわたり人気を保っています。
ポイント
プログラミング言語は世界共通なので、世界的に人気のある言語を選ぶと将来の可能性がより一層広がります

出典:SalesNow DB(https://salesnow.jp/db)より筆者が作成
日本国内の就職や将来のキャリアを考慮するなら、日本の企業や現場で需要の高い言語を選ぶのも一つの方法です。
SalesNow DBの調査によると、日本の現場で需要がある(求人件数が多い)プログラミング言語の1位はJava、2位はJavaScriptとなっています。
Javaは汎用性が高く、OSを問わずさまざまな分野で利用されている一方で、学習難易度はやや高めです。
JavaScriptはWebフロントエンド開発に必須であり、普及度が非常に高い言語です。
ポイント
将来的に日本企業での就職を考えるなら、国内で需要の高い言語を選ぶこともおすすめです。日本独自のニーズを理解しておくことも大切ですよ。
将来的にITエンジニアになりたいと考えている方には、こちらの記事もおすすめです!
ITエンジニアはきつい?子どもの可能性を広げるITエンジニアの魅力とは


では、具体的にどの言語が小中学生のお子さんに適しているのでしょうか?
ここでは、プログラミング初心者のお子さんにおすすめの言語を7つご紹介します。
おすすめのプログラミング言語7選
Scratchは、MITメディアラボが開発した小学生向けのビジュアルプログラミング言語です。
コードを直接書くのではなく、ブロックを組み合わせて直感的にプログラムを作ることができます。
Scratchのメリット
テキストを入力する必要がなく、ブロックをドラッグ&ドロップするだけで簡単にプログラミングできる
視覚的にわかりやすいので、小学校低学年のお子さんでも楽しく学べる
簡単なゲームやアニメーションを作ることができ、創造性を育める
無料で利用でき、ブラウザ上で動作するため特別なソフトのインストールが不要
お子さんが初めてプログラミングに触れる場合、まずはScratchから始めることをおすすめします。
当教室でも、プレプライマリー、プライマリー、ベーシックコースではScratchを使った授業を行っています。
ポイント
Scratchはプログラミングの「考え方」を学ぶのに最適です。キーボード入力が苦手な低学年のお子さんでも、視覚的に楽しみながらプログラミングの基礎概念を学べます。
Scratchは以下の記事でも詳しく解説しています。気になる方はぜひご覧ください。
プログラミングスクールで学ぶScratchとは?小学生におすすめな理由5つを紹介

Pythonは、シンプルな文法と幅広い用途で、小学校高学年から中学生にかけて学ぶのに適したプログラミング言語です。
Pythonのメリット
Web開発、データ分析、AI(人工知能)、機械学習など、さまざまな分野で活用でき汎用性が高い
特にAI開発ができるので、近年最も注目されている言語の一つ
文法が英語の文章に近く、コードが直感的で読みやすい
他の言語に比べてコードを書く量が少なく、学習しやすい
書籍やネット上の学習リソースが豊富
Pythonは将来性も高く、お子さんが成長しても長く使える言語です。
当教室では小学校高学年〜中学生向けのコース(プレミドル、ミドルコース)でPythonを教えています。
ポイント
PythonはAIやデータサイエンスなど最先端の分野で活用されているため、お子さんの将来の選択肢を大きく広げます
JavaScriptは、Webサイト制作をするなら必須の言語で、特にWebサイトに動きをつけるのに使われます。GoogleやAmazonなど、ほとんどの大手企業のウェブサイトでも使われる言語です。
JavaScriptのメリット
Google ChromeやSafariなどのブラウザとテキストエディタがあれば、すぐにコードを実行できる
特別な開発環境の構築が不要なので使いやすい
プログラミング言語の中でも人気があり、学習教材も手に入りやすい
HTML/CSSと組み合わせることで、本格的なウェブサイトやウェブアプリが作れる
JavaScriptは難易度が少し高いため、小学校高学年や中学生になったら挑戦してみるとよいでしょう。
当教室の上級コース(プレミドル、ミドルコース)では、JavaScript、HTML、CSSを組み合わせたWeb開発を教えています。
ポイント
JavaScriptを学ぶことで、インターネット上で動作する様々なサービスの仕組みを理解できるようになります。将来、自分のアイデアをWeb上で形にする力を養うことができ、起業やビジネスにも役立つスキルです。
HTMLとCSSは、厳密にはプログラミング言語ではなくマークアップ言語ですが、Web制作の基礎として重要な言語です。HTMLはウェブページの構造を定義し、CSSはそのデザインを担当します。
HTML/CSSのメリット
他のプログラミング言語に比べてシンプルで直感的な構文で、初心者でも習得しやすい
タグやスタイルの基本ルールを覚えるだけで、簡単なWebページを作成できる
成果物(Webページ)が視覚的にわかりやすく、達成感が得られやすい
JavaScriptなど他の言語を学ぶ前の基礎として最適
HTMLとCSSは、小学校高学年から始めることができます。特に「自分だけのWebサイトを作りたい」というお子さんにおすすめの言語です。
ポイント
HTML/CSSは視覚的な成果物がすぐに確認できるため、お子さんのやる気を維持しやすい言語です
Rubyは日本人が開発したプログラミング言語です。このため、日本語の資料が豊富であるという特徴があります。
実はRubyはクックパッドや食べログなど、日本の有名なウェブサービスでも使われています。
Rubyのメリット
日本語の資料やコミュニティが充実している
コードがシンプルで読みやすく、他の言語では複数行かかる記述が短いコードで完結できる
Web開発を得意としており、Ruby on Railsというフレームワークを使えば効率的にWebアプリケーションを開発できる
日本企業でも採用事例が多く、将来のキャリアにも役立つ可能性がある
中学生以上で、特にWebサービス開発に興味があるお子さんにおすすめの言語です。
ポイント
Rubyは書きやすさや読みやすさを重視して設計されており、プログラミング初心者にも優しい環境を提供します
SwiftはApple社が開発した言語で、iPhone、iPad、Macなどのアプリ開発に使われています。「自分でApple製品のアプリを作りたい!」というお子さんに最適です。
Swiftのメリット
Apple製品のアプリ開発に特化しており、需要が高い
コードがシンプルで読みやすく、初心者でも理解しやすい設計
XcodeのPlayground機能を使えば、プログラミングの途中でも動作をチェックできる
Swift Playgroundsという公式の学習環境があり、ゲーム感覚で学べる
Swiftも中学生以上で、特にiPhoneアプリの開発に興味があるお子さんにおすすめです。
ただし、学習をする際にはMacを準備する必要があります。
ポイント
Swift Playgroundsを使えば、iPadだけでプログラミングを学ぶことができます。自分で作ったアプリをApp Storeで公開できる可能性もあり、お子さんにとって大きな目標や夢につながる言語です。
C#は、Microsoft社が開発した言語で、WindowsアプリケーションやUnityを使ったゲーム開発に適しています。
C#のメリット
JavaやC++と似た構文を持ちつつ、よりシンプルで直感的な設計
Unityゲームエンジンで使われており、本格的なゲーム開発が可能
Webアプリケーション、デスクトップアプリなど多くの分野で活用できる
Microsoftが提供する無料の統合開発環境「Visual Studio Community」で学習できる
C#は、ゲーム開発に興味がある中学生以上のお子さんにおすすめとなっています。
特に「マインクラフト」のようなゲームが好きなお子さんにとって、自分でゲームを作る体験は魅力的となるでしょう。
ポイント
C#はゲーム開発だけでなく、Windowsアプリ開発にも使われる実用的な言語です
プログラミング言語はそれぞれ特徴があり、お子さんの年齢や興味に合わせて選ぶことが大切です。
年齢別のおすすめ言語としては以下の通りです。
年齢別のおすすめ言語
小学生低学年〜中学年:まずはScratchから始めるのがおすすめ
小学生高学年:Python、HTML/CSS、Javascriptなど
中学生以上:Ruby、Swift、C#など、より専門的な言語にチャレンジ
どの言語を選ぶにしても、最初から完璧に理解する必要はありません。
大切なのは、お子さんがプログラミングを楽しみながら、論理的思考力や問題解決能力を身につけていくことです。
ポイント
ひとつの言語を学ぶことで、他の言語への応用も効きますので、まずは気軽に始めてみることをおすすめします
プログラミング言語の学習を独学で行うことは可能ですが、お子さんの場合は難しい面も多くあります。
独学が難しい理由
学習の方向性が分からない
エラーや疑問点の解決が困難
モチベーション維持の難しさ
専門用語や概念の理解が必要
例えば、どの言語から始めるべきか、どんな教材を使うべきか、どんな順序で学ぶべきかなどの判断は初心者には難しく、効率的な学習計画を立てるのが困難です。
また、プログラムが動かない原因を特定できない、エラーメッセージの意味がわからないなどは、プログラミング初心者がよくぶつかる課題でもあります。
このようなこともあり、株式会社侍の調査によれば、プログラミング学習の挫折率は約9割とも言われています。
一方で、専門知識を持った指導者がいることで、つまずきやすいポイントを事前に回避したり、エラーの解決方法を効率よく学んだりすることができます。
このような理由から、お子さんのプログラミング学習には、適切な指導者やカリキュラムがある環境を選ぶことをおすすめします。

プログラミング学習の最終目標は「コードが書ける」ことだけではなく、論理的思考力や問題解決能力、創造性を育むことです。
お子さんが楽しみながら続けられる環境を選び、小さな成功体験を積み重ねていくことが何よりも大切です。
また、1つの言語を学ぶと他の言語への応用も効くので、最初の一歩を踏み出すことが重要です。
KID'sプログラミングラボ秋葉原教室では、プログラミングが初めてのお子さんでも簡単に取り組めるScratchから学び始めます。
プレミドル、ミドルコースではPython、HTML、CSS、JavaScriptなどの本格的なテキスト言語を学べるカリキュラムとなっています。
これらのプログラミング言語を用いてホームページ制作や本格的なWebサービス、ゲーム開発なども学習できますよ!
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