「小学生が通う学習塾の費用ってどれくらい?」
「どういう塾は安いのかな?」
「うちの子はいつから学習塾に入れたらいいのだろう…」
今回は、こんなお悩みを解決できる記事になっています!
この記事で解決できること
この記事を読むことで、小学生の学習塾の選び方がわかるようになりますよ。
学習塾にお子さんを通わせたいと思っている保護者の方は、ぜひ最後までお読みください。

小学生の学習塾費用は、予想以上に高額になることがあります。
具体的に、文部科学省の「令和3年度子供の学習費調査」によると、通塾している生徒の1年間の平均支出額は以下のとおりです。
通塾している子どもの平均支出額
公立小学校:20万8千円
私立小学校:37万5千円
これらの数字を見ると、学習塾にかかる費用が家計に大きな影響を与える可能性があることがわかりますね。
では、実際の費用分布はどうなっているのか見てみましょう。

【出典】文部科学省「令和3年度子供の学習費調査 2.調査結果の概要:表6 学年別補助学習費」より筆者が作成
公立小学校に通うお子さんのうち、学習塾を利用しているのは約40%であり、年間の支出としては、5万円~20万円未満の層が多くなっています。

【出典】文部科学省「令和3年度子供の学習費調査 2.調査結果の概要:表6 学年別補助学習費」より筆者が作成
一方、私立小学校に通うお子さんは、約75%が学習塾を利用しており、年間の支出は20万円未満から40万円以上が過半数の57%を占めています。
学習塾の費用は家庭によって大きく異なることがわかりますね。
さらに、中学受験をするとなると、これ以上の金額がかかることもありますので、小学生の学習塾費用は高額であると言えるでしょう。
これらの金額を見て、そもそも小学生が習い事をすべきか迷っている方はぜひこちらの記事もご覧ください。

学習塾と言っても、国語や算数を学ぶスタンダードな塾や英会話教室、最近人気があるプログラミングを学ぶ塾まで幅広くあります。
ここでは、それぞれの費用を調査してみました。
費用 | |
|---|---|
ジュニアクラス5科 | 講義年間:278,300円 |
ジュニアクラス3科 | 年間:192,500円 |
英会話 | 月々:7,700~12,100円 |
プログラミング教室 | 月々:9,800~14,300円 |
このように、5教科全てを学習塾で学んだ場合、費用は高くなる傾向にあります。
費用が気になる場合は、お子さんの苦手な教科だけ塾に行くなども選択肢に入るかもしれません。
また、お子さんの興味や関心、将来の目標などに合わせて塾を選ぶこともおすすめですよ。

塾の費用は、主に以下の3つの要素によって決まります。
費用相場を決める要素
これらの要素によって、学習塾の費用は大きく変わってきます。
それぞれの要素について理解し、お子さんに合った環境を見つけていきましょう。
塾の費用は、通う目的によって大きく変わります。
一般的に、補習目的の塾よりも受験対策の塾の方が費用は高くなりますよ。
例えば、普段の勉強をサポートしてくれる補習目的の塾は比較的お手頃で、月に5,000円~2万円くらいが相場となっています。
一方で、中学受験を目指す塾となると費用相場が大きく上がります。
具体的には、受験対策の塾の場合では月2万円~5万円くらいが相場となっていますよ。
どうして受験対策の塾の費用が高くなってしまうかというと、主に3つの理由があげられます。
受験対策の塾の費用が高い理由
勉強内容がより難しい
通う回数が多い
先生の指導もより丁寧
塾の費用は、補習目的よりも受験対策の塾の方が高くなります。
ポイント
学習塾を選ぶ際は、どういう目的で塾に通うのか明確にしてから選択しましょう
塾の費用を考える上で、集団指導と個別指導の違いは大きなポイントです。
個別指導の方が集団指導よりも費用が高くなる傾向にありますよ。
実際、Ameba塾探しというサイトの情報によると、個別指導は集団指導より月に約1万6千円も高くなるそうです。
これは決して小さな差額とは言えませんよね。
個別指導塾が高くなってしまう理由は、主に2つあります。
個別指導の費用が高い理由
お子さん1人に担当講師1人がつく
カリキュラムをお子さんひとりひとりに合わせている
これらのきめ細かな対応のため、個別指導の方が費用が高くなるんですね。
ポイント
塾選びの際は、お子さんの学習スタイルと家庭の予算を考えながら、集団指導と個別指導のどちらが適しているか、よく検討してみましょう
塾選びで迷うポイントの一つに、「大手の塾」か「個人経営の塾」かという点があると思います。
この違いも費用に大きく影響しており、大手の塾の方が個人経営の塾よりも費用が高くなります。
大手の塾の費用が高くなる理由は、主に以下の3つが考えられます。
大手の塾の費用が高い理由
立地が良い(駅前など便利な場所にある)
豊富な教材を揃えている
宣伝費(テレビCMなど)がかかる
個人経営の塾は知名度は低いものの、レベルの高い講師が直接経営していることもあります。
ポイント
塾選びの際は、単に大手か個人かだけでなく、評判や実績もしっかりチェックしてみましょう。

塾の費用を考える時、月々の授業料だけに目が行きがちですが、実はそれ以外にもいろいろな費用がかかるんです。
これを知らないと、思わぬ出費に驚くことになるので注意してください。
例えば、こんな費用があります。
授業料以外の費用
入会金:塾を始める時の一時金(1万円~3万円くらい)
教材費:授業で使う教材やプリント代(年間で0円~2万円くらい)
模試受験費用:模擬試験を受ける費用(1回5,000円くらい)
特別講習費用:夏期講習などの特別授業代(1回2万円~10万円くらい)
交通費:塾が遠い場合にはバス代や電車代など
これらの費用は塾によってそれぞれ異なりますが、「年間でトータルいくらかかるか」を事前に確認することは重要です。
特に中学受験を目指す場合は、模試費用や夏期講習・冬季講習費用が高額になることもありますよ。
月々の授業料が安くても、これらの追加費用が高いと、年間では高くなってしまいます。
ポイント
塾選びの際には、すべての費用を含めた年間の総額で比較することをおすすめします

「そろそろ塾に通わせた方がいいのかな?」という悩みは、多くの保護者の方が抱えているのではないでしょうか。
文部科学省のデータによると、塾に通い始めるタイミングは小学4年生あたりから増えてきていると言えます。
具体的には、以下の表のように、塾にかかる費用は4年生ごろから大きく上がります。
1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 5年生 | 6年生 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
公立小学校 | 31,181円 | 33,365円 | 54,172円 | 81,635円 | 125,821円 | 155,013円 |
私立小学校 | 171,797円 | 127,924円 | 208,636円 | 303,449円 | 433,441円 | 405,057円 |
【出典】文部科学省「令和3年度子供の学習費調査 2.調査結果の概要:表6 学年別補助学習費」より筆者が作成
とはいえ、全てのお子さんが4年生から塾に通うとよい、というわけではありません。
ここでは、以下の2つの目的別に、塾に通うべきタイミングを詳しく解説していきます。
塾に通うべきタイミング
中学受験対策で塾に通う場合、小学校3年生の2月頃から塾に通うことがおすすめです。
というのも、中学受験に特化した塾では、小学3年生の2月からカリキュラムがスタートすることが多いからです。
中学受験では学校の授業で習うことを応用した問題が多く、受験のために十分な準備時間が必要なんですね。
このため、塾のカリキュラムも早い時期から開始することが多くなっています。
ただし、お住まいの地域や、目指す中学校によってはカリキュラムのスタートが異なる場合もあります。
小学校5~6年生から始めるお子さんもたくさんいますので、お子さんの状況に合わせて、ベストなタイミングを見つけてくださいね。
ミニコラム
もしかしたら、「ジュニア・プログラミング検定」を持っているとお子さんが目指す中学校の受験が優遇されるかもしれません。
その場合には、受験対策としてプログラミング教室に通ってみるのもおすすめです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください!

ジュニア・プログラミング検定とは?概要やメリットについて徹底解説!
お子さんの学習状況が気になり始めたら、塾に通わせるべきタイミングかもしれません。
例えば、いつも90点以上だった子が突然70点前後になったら要注意です。学校の授業についていけていない可能性があるからです。
一般的には、小学校4年生~5年生頃から授業についていけないお子さんが増えてくると言われています。
とはいえ、すぐに塾に通わせる必要はありません。
まずは、ご家庭でサポートしつつ様子を見てみましょう。
「そうは言っても勉強を教えるのって難しい……」という場合には、手軽に始められる通信教育の教材を使ってみることや、学習塾の体験入学に行ってみることがおすすめです。

お子さんの学習環境を選ぶのは、多くの保護者の方が難しいと感じていると思います。
ここでは、塾選びのポイントとして以下の7つを解説していきます。
これらのポイントは、単に成績向上だけでなく、お子さんの成長と学習意欲を長期的に支える重要な要素です。
それでは、詳しく見ていきましょう。
小学生が通う塾を選ぶとき、保護者の方が一生懸命に調べるのはとても大切です。
しかし、実際に通うお子さんの意見を聞くことも重要なポイントと言えるでしょう。
塾を選ぶ際には、ぜひお子さんと一緒に塾の見学に行ってみてください。
そこで、お子さんがどんな印象を持ったか、どんな雰囲気を感じたかを聞いてみましょう。
「先生の説明がわかりやすかった」「教室の雰囲気が好き」といったポジティブな感想もあれば、「ちょっと難しそう」「緊張した」といった不安な気持ちもあるかもしれません。
ポイント
お子さんの意見を尊重することで、結果的に、学習効果も上がりやすくなりますよ
塾選びで大切なのは、「何のために通うのか」をしっかり決めることです。
ただ周りの子が通っているからという理由で通っても、効果は期待できません。
具体的には、以下のような目的があります。
塾に通う目的
授業についていけるようになってほしい
学習の習慣を身につけさせたい
中学受験を目指したい
目的によって、選ぶべき塾は大きく変わってきます。中学受験を目指すなら受験専門の塾、学校の勉強の補習なら個別指導塾など、目的に合った塾を選ぶことが大切ですよ。
ポイント
親子でよく話し合い、お子さんの状況と将来の目標に合わせて塾を選びましょう
塾選びの際には、通学のしやすさも重要です。
なぜかというと、塾は通う頻度も多くなるため、送り迎えを全て保護者の方が行うと負担が大きいからです。
また、夜遅くに帰ることもあるため、自宅から遠すぎると安全性の面からも心配です。
このため塾を選ぶ際は、お子さんが自分で安全に通える範囲内にあるかを確認しましょう。できれば、徒歩や自転車で通える距離が理想的ですね。
特に冬場は日が落ちるのが早いので、街灯はきちんとあるか、人通りは多いか、といった周辺環境もしっかりチェックしておきましょう。
ポイント
お子さんが安心して通える環境であれば、勉強に集中できますし、保護者の方も安心できますよ
塾選びで見逃せないポイントの一つが、その塾の実績です。特に受験対策を目的に通わせる場合は、しっかりチェックしておきましょう。
まず、お子さんの志望校の合格実績があるかどうかを確認してください。多くの塾では、過去の合格実績を公開しています。志望校への合格者数や合格率を確認できますよ。
可能であれば、塾に通っている子やその保護者の方にクチコミを聞いてみると良いでしょう。
実際の体験談は、数字では見えない塾の特徴を知る手がかりになります。
ポイント
実績をしっかり確認することで、お子さんの目標達成をサポートできる塾を見つけやすくなりますよ
塾選びで重要なのは、お子さんの性格や学習スタイルに合った指導形態を選ぶことです。
というのも、お子さんの性格にあわせた指導形態を選ぶことで、学習効果がより大きくなるからです。
指導形態としては、大きく分けて、以下の3つがあります
指導形態
集団指導
個別指導
オンライン指導
集団指導は、周りの子どもたちと一緒に学ぶ環境です。競争心が刺激され、切磋琢磨できるのが大きなメリット。人と競争しながら、がんばれるタイプのお子さんに向いています。
個別指導は、先生と1対1で学習します。質問しやすく、苦手分野を重点的に克服できます。自分のペースで学びたいお子さんに適しています。
オンライン指導は、自宅で学習できる便利さが魅力。習い事で忙しいお子さんや、自己管理能力の高いお子さんに向いています。
ポイント
お子さんの性格や生活スタイルをよく考えて、最適な指導形態を選びましょう
授業内容だけでなく、サポート体制や教室の環境も塾を選ぶ際には重要なポイントです。
サポート体制や教室環境が良好であると、お子さんが快適に、そして効果的に学習ができるからです。
これらを確認するためには、実際に見学に行くことがおすすめです。
見学の際は、教室が静かで明るいか、机や椅子は問題ないか、自習室の有無などをチェックしましょう。
また、塾によっては学習計画を見直してくれるなどのサポートがある場合もあります。
塾がしっかりとカリキュラムを組んでくれるか、お子さんの目標や学力、性格に合わせて対応してくれるかを確認しましょう。
ポイント
サポート体制が充実していると、安心してお子さんを任せられますよ
塾を選ぶ際は、論理的思考力などの総合的な力を伸ばせるかどうかも確認するとよいでしょう。
これらの能力は、実は多くの教科の基礎となり、効率的な学習につながります。
従来の学習塾では、教科書の内容を中心に学びますが、最近注目を集めているのがプログラミングスクールです。
プログラミングスクールでは、ゲーム開発などの楽しい活動を通じて、ITスキルはもちろん、プログラミング的思考力や論理的思考力も自然に身につきます。
お子さんにとってはハードルが低く、楽しみながら重要なスキルを獲得できますよ。
ポイント
塾を選ぶ際は、単に教科の成績向上だけでなく、このような総合的な力を伸ばせる環境かどうかも、ひとつの基準にしてみてください

いかがでしたか?
小学生のうちから学習塾に通うかどうかは、保護者の方にとっても大きな決断になるでしょう。
というのも、小学生の学習塾の費用は、公立小学校の場合20万8千円、私立小学校の場合で37万5千円であり、決して安くはないからです。
お子さんと一緒に検討して、お子さんも保護者の方も納得できる塾選びができるとよいですね。
最後に、塾選びの重要ポイントをまとめます。
塾選びのポイント
お子さんの希望を確認する
通塾の目的を明確化する
自宅からの通いやすさを考慮する
塾の実績を確認する
お子さんの性格に合った指導形態を選ぶ
サポート体制をチェックする
論理的思考力など総合的な能力向上できるか確認する
これらのポイントを押さえることで、お子さんにとって最適な学習環境を見つけることができるでしょう。
お子さんの将来の目標のために、ぜひ一緒に考えてみてはいかがでしょうか。