【保護者向け】プログラマーとエンジニアの違いって何?子どもの将来のために親が知っておきたいことをまとめました

「プログラマーとエンジニアって、結局何が違うの?」

「将来性や年収は安定しているの?」

「うちの子はどっちの職業が向いているんだろう?」

今回はそんなお悩みを解決します!

この記事で解決できること

今やプログラマーとエンジニアは、小中学生男子がなりたい職業ランキングで上位に入るほど、子どもたちにとって憧れの存在になっています。

「ところで、プログラマーとエンジニアって何が違うんだろう?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

そこで今回は、プログラマーとエンジニアに違いや、どんなお子さんが向いているかについて詳しく解説していきます。

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

プログラマーとエンジニアのちがいをやさしく解説!

お子さんが「大きくなったらプログラマーになりたい!」なんて話すことはありませんか?

実は、第一生命の調査によると、「ITエンジニア・プログラマー」は、小学生男子がなりたい職業ランキングで9位、中学生男子では、なんと5位にランクインするほど人気の職業なんです。

でも、いざ「プログラマーとエンジニアってどう違うの?」とお子さんに聞かれたら、自信を持って答えられる保護者の方は少ないかもしれません。なんだか難しそうに感じますよね。

でも、安心してください。今回は、ITが少し苦手な方でもスッキリわかるように、2つの仕事の違いを解説していきます。

プログラマーはどんな仕事?

プログラマーを一言でいうと、「実際にプログラムを書く専門家」です。

お子さんが大好きなゲームや、いつも使っているLINEのようなアプリも、実は「プログラミング言語」という特別な言葉で書かれた指示で動いています。

プログラマーは、「プログラミング言語」を使って、設計書をもとに実際にシステムやアプリを形にしていく仕事なんです。

具体的な仕事内容としては、エンジニアが作った設計書に沿って実際にコードを書くことや、プログラムが正しく動くかテストして、間違い(バグ)があれば直すことが挙げられます。

論理的に物事を組み立てていくのが得意なお子さんや、コツコツと集中して何かを作り上げるのが好きなお子さんに向いているかもしれません。

ポイント

自分の書いたコードでゲームのキャラクターが動いた瞬間は、何にも代えがたい達成感がある仕事ですよ

エンジニアの役割は?

一方でエンジニアは、「プロジェクト全体の計画を立てて、完成までをまとめるリーダー役」です。「システムエンジニア」と呼ばれることも多いですね。

エンジニアは、まず、お客さんから「こんなシステムが欲しいんだけど…」という要望を聞くところから仕事が始まります。

そして、その要望をどうやって形にするか、どんな機能が必要か、いつまでに完成させるか、といった全体の計画を立て、「仕様書」を作成します。その仕様書をプログラマーに渡して、指示を出すのです。

まさに、プロジェクト全体の監督のような存在ですね。

人と話すのが好きだったり、チームをまとめるのが得意なお子さんにピッタリかもしれません。

ポイント

エンジニアはコミュニケーション能力が求められる職業でもあります

ITエンジニアについてはこの記事でも詳しく解説していますので、興味がある方はぜひご覧ください。

ITエンジニアはきつい?子どもの可能性を広げるITエンジニアの魅力とは

プログラマーとエンジニアの関係性は?

この2つの仕事の関係は、よく「家づくり」に例えられます。

建築家がいないとどんな家を建てるか決まりませんし、大工さんがいないと家は完成しませんよね。

どちらが偉いというわけではなく、お互いが協力し合うことで、初めて一つの素晴らしいシステムが出来上がるのです。

ポイント

エンジニアとプログラマーは互いに連携してひとつの仕事を成し遂げます

プログラマーとエンジニア、気になる将来性と年収は?

お子さんの将来を考えたとき、お仕事の内容はもちろんですが、「ちゃんと生活していけるのかしら?」「この先もずっと必要とされる仕事なの?」といった、現実的な部分も気になりますよね。

ここでは、プログラマーやエンジニアの気になるお金事情と、将来性について見ていきましょう。

年収のちがい

「プログラマーとエンジニア、お給料はどっちが良いの?」と気になるところですが、実は厚生労働省が運営する職業情報サイト「job tag」によると、どちらの平均年収も550万円前後とされています。
※参考:jobtag(職業情報提供サイト(日本版O-NET)プログラマーシステムエンジニア

日本の会社員の平均年収が約460万円(国税庁の令和5年の報告)なので、平均よりも100万円近く高い水準なんです。

ポイント

専門的なスキルが求められる分、しっかりとした収入が期待できる、安定したお仕事と言えそうですね

将来性のある職種

「AIが進化したら、仕事がなくなっちゃうんじゃない?」なんて心配する声も聞きますが、その心配は今のところありません。

というのも、経済産業省の調査では、2030年にはなんと最大で約79万人ものIT人材が不足すると予測されているからです。

つまり、プログラマーやエンジニアは、これからますます「引く手あまた」な存在になるということ。

また、最近「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉をよく聞くようになりました。

これは、企業がデジタル技術を使って、もっと便利で効率的なサービスを生み出していく取り組みのことです。このDXを進めるためには、プログラマーやエンジニアの力が絶対に欠かせません。

AIの進化によって簡単なプログラムを書くような単純作業は自動化されるかもしれませんが、「どんなシステムを作るか考える」「複雑な問題を解決する」といった、人間にしかできない創造的な仕事の価値は、むしろ高まっていくと考えられています。

ポイント

AIの時代だからこそ、それを使いこなすプログラマーやエンジニアは、社会にとってなくてはならない重要な役割を担っていくんですね

AIとプログラミングの関係についてはこちらの記事でも解説していますので、よろしければご覧ください。

【保護者必見】プログラミングはAIに奪われない!これからの時代に必要な力とは

プログラマーとエンジニア、お子さんに向いているのはどっち?

仕事内容や将来性が分かってくると、次に気になるのは「うちの子の性格だと、どっちが向いているのかしら?」ということですよね。

ここでは、それぞれの仕事にどんな子が向いているのか、そして将来どんな道に進んでいけるのか(キャリアパス)を見ていきましょう。

お子さんの普段の様子を思い浮かべながら、読んでみてくださいね。

プログラマーに向いている子と、その将来

どうやってなるの?

プログラマーになるのに、実は特別な学歴や資格は必要ありません。文系出身の方もたくさん活躍していますし、会社に入ってから研修でしっかり教えてもらえることが多いので、未経験からでも安心してスタートできるんです。

一人前になるには?

まずは先輩に教わりながら、簡単なプログラム作りから経験を積んでいきます。だいたい3〜4年かけて、じっくりと技術を磨き、一人前の「職人」へと成長していくイメージです。

その後の将来は?

プログラミングの技術をとことん極める「スペシャリスト(専門家)」の道もあれば、経験を活かしてチームをまとめる「リーダー」や、設計図を描く「エンジニア」へとステップアップすることも可能です。将来の選択肢がとても広いのも魅力ですね。

こんな子に向いているかも!

もしお子さんが、一人でじっくり考えたり、何かを完成させることに喜びを感じるタイプなら、プログラマーの素質があるかもしれません

エンジニアに向いている子と、その将来

どうやってなるの?

プログラマーとして経験を積んでからエンジニアになる人もいれば、全く違うお仕事から挑戦する人もいます。こちらも学歴は関係なく、入社後の研修でしっかり学べるので安心です。

一人前になるには?

最初はチームの一員としてプロジェクトに参加し、経験を積んでいきます。5年ほど経つ頃には、システム全体の設計を任されるような、頼れるリーダーへと成長していくのが一般的です。

その後の将来は?

チームやプロジェクト全体を管理する「管理職(プロジェクトマネージャー)」になったり、ITの専門知識を活かしてお客さんの会社の課題を解決する「ITコンサルタント」になったりと、より広い視野で活躍する道が開けています。

こんな子に向いているかも!

もしお子さんが、周りの友達とコミュニケーションを取りながら、リーダーシップを発揮するのが得意なタイプなら、エンジニアとして輝ける可能性を秘めていますよ。

小中学生がプログラマーやエンジニアを目指すには?

ここまで読んで、「なるほど、仕事の違いはよくわかった!じゃあ、うちの子が将来この道に進むには、今から何をしてあげたらいいの?」と思われた方も多いのではないでしょうか。

ここでは、お子さんの「好き」という気持ちを育てる、いくつかのヒントをご紹介しますね。

おすすめのステップ

  1. まずはプログラミングを楽しむ

  2. プログラマーやエンジニアになるための学習をしてみる

  3. コンピューターサイエンスにも触れてみる

  4. プログラミング学習の選択肢を考える

まずはプログラミングを楽しむことが大切

「プログラミング学習」と聞くと、なんだか難しそうな参考書を開いて勉強…なんてイメージがあるかもしれませんが、まったくそんなことはありません!

まずは、無料で使える「Scratch(スクラッチ)」のような、ブロックをパズルのように組み合わせるだけで、オリジナルのゲームやアニメーションが作れてしまう教材から始めてみるのがおすすめです。

子どもにとっては、難しい「勉強」ではなく、夢中になれる「遊び」の延長線上。この「楽しい!」という気持ちこそが、すべての原動力になるんです。

しかも、プログラミングで遊んでいるうちに、物事を順序立てて考える「論理的思考力」やうまくいかない時に原因を探して解決する「問題解決能力」といった、算数や国語など、他の教科にも役立つ大切な力が自然と身についていきますよ。

Scratchについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

プログラミングスクールで学ぶScratchとは?小学生におすすめな理由5つを紹介

プログラマーやエンジニアになるための学習をしてみる

お子さんがプログラミングに興味を持ったら、こんなステップで進めていくのがおすすめです。

  1. ブロック遊びからスタート!:まずはScratchなどで、ゲーム感覚で「こうすればこう動く」という基本の仕組みに親しみます。

  2. 本格的な言葉に挑戦!:「Python(パイソン)」のような、実際のプロが使うプログラミング言語に少しずつ触れていきます。英語に似ているので、英語学習のきっかけにもなるかもしれません。

  3. 自分で作品を作ってみる!:簡単なWebサイトやスマホアプリなど、自分のアイデアを形にする経験は、お子さんにとって大きな自信と達成感に繋がります。

おすすめのプログラミング言語についてはこちらの記事でも解説していますので、ぜひご覧ください。

【2025年最新】初心者におすすめのプログラミング言語7選!

「コンピュータサイエンス」に触れてみよう

少し専門的な言葉ですが、「コンピュータサイエンス」という考え方に触れておくのも、将来のためにとても役立ちます。

簡単に言うと、プログラミングが「料理の作り方(技術)」だとしたら、コンピュータサイエンスは「なぜこの手順だと美味しくなるのか?(根本的な理由)」を考える学問のようなもの。

この「なぜ?」を考える力が、将来AIには真似できない、創造的な仕事をする上でとても重要になるんです。

難しそうに聞こえますが、Googleが提供する「CS First」のように、小学生でもScratchを使いながら無料で学べる教材もあるので、ぜひ覗いてみてくださいね。

プログラミング学習の選択肢を考える

プログラミングの学び方としては、大きく分けて「独学」と「プログラミング教室に通うこと」の選択肢があります。

独学

本や無料の学習サイトを使うため、費用を抑えて自分のペースで学べます。

ただ、お子さんがつまずいた時に、ITが苦手な保護者の方だとサポートが難しい、という面もあるため注意が必要です。

プログラミング教室

専門の先生が直接教えてくれるので、分からないことをすぐに質問でき、理解が早く進みます。体系的に学べるので、つまずきにくいというメリットも。

「仲間と一緒に学ぶ」という環境が、お子さんのやる気を引き出してくれることもありますよ。

ポイント

プログラミング学習の方法は、お子さんの正確に合わせて選ぶとよいでしょう

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